The two drops of oil

本と語学とアニメと映画、時々旅行。他にもいろいろ普段人前でしゃべり足りないことを書いてます(´-`*)

旅のお供に『地球はグラスのふちを回る』

どうもお久しぶりです。

連休だったので、ちょっと旅行に出ておりました。

後半は近場にお出かけしたりのんびり過ごそうかな~と思ってます。

さてさて、今回旅行のお供に選んだのは開高健『地球はグラスのふちを回る』

 

地球はグラスのふちを回る (新潮文庫)

地球はグラスのふちを回る (新潮文庫)

 

 タイトルからして旅ごころを誘う、なんとも魅惑的な一冊。

著者が世界のあちこちを旅して飲んだお酒、食べたもの、当たりも外れも、

あっけらかんとした文体で魅力的に書かれています。

ちょっと卑猥な話があっても、なんでかいやらしく感じないんだな。

旅って慣れれば慣れただけ、どんどん、既視感というか、

目が肥えてきてしまって、驚きがなくなってきてしまう。

単に年取ってきたってこともあるのかもしれないけれど、

初めて海外旅行した時のあの物珍しさを思うと、

今のこの、妙に冷めてしまった感性が寂しくもある。

開高さんも似たようなことを言っているけれど、それでも、

本著に書かれる体験は瑞々しい。それでいて中年の落ち着きみたいなものも讃えているんだから、本当に称賛につきるというかなんというか。

こんな風に旅の記録を書けるようになりたいけど、まだまだ道は遠い。

 

旅に出てるそばから、また旅に出たくなってしまうような一冊でした。

東欧諸国/ベルギーの絶品ショコラが味わえるレストラン/釣り(笑)

そしてワインやウィスキーがわかる大人になりたいものだわ。

としみじみ感じたのでした。