The two drops of oil

本と語学とアニメと映画、時々旅行。他にもいろいろ普段人前でしゃべり足りないことを書いてます(´-`*)

「青春の一冊」は何ですか?-まさかの?!山川出版『世界史B用語集』\(^o^)/

特別お題「青春の一冊」 with P+D MAGAZINE
http://blog.hatena.ne.jp/-/campaign/pdmagazine

とても面白そうなお題があったのだけれど、

「青春の一冊」というと何だろう、とずーっと考えておりました…。

で、悩んで、悩んで、悩んで、その結果が…こちら。 

世界史B用語集

世界史B用語集

 

 悲しいかな、私の青春は受験勉強に捧げられていたと言っても過言ではありませんでした…。

これと言って取り柄がなくて、特にスポーツとかからきしだめ。

いじめられていたわけではないけれど、体育の時間は苦痛以外の何物でもなく、

小・中学校時代は私の中で暗黒時代でした"(-""-)"

そんなこんなで、とにかく、イケイケリア充

な感じの子たちが行きそうにない高校に行くために、中2くらいからは、

頭もよくないのに勉学に励みましたが第一志望の学校には入れず…

高校は第二志望の私立の進学校に通っていたのですが、

そこが中の上くらいの成績の子たちを集めて、トップ校に進学させよう!

ということを看板に掲げているような学校でして、3年間勉強しかしてませんでした…

「大学受験こそが人生のすべてである!」と信じて疑わない生活を送っていたのです…

 

悲しい青春でしょうか( ;∀;)

当時参考書意外に読んでた本と言えば、源氏物語とこの、山川の世界史用語集

…くらいです(笑)

私立の文系志望だったので、国語・英語・世界史の3教科受験だったのですが、

この3教科を勉強していて一番苦痛だったのが世界史だったのでした。

中国とかローマの古代皇帝たちの名前とか覚えるの大変だし"(-""-)"

いろんな時代にいろんな所でいろんなこと言う人たちがいてこんがらがるし"(-""-)"

 

しかも、私立文系の世界史ってちょっぴりマニアックで、

単に「この出来事覚えてますか?知ってますか?」っていう問いを超えて、

誰と誰が良い関係だったかとか、この有名な絵画に隠された意味は何でしょう!とか

時々教科書に書いてないような、クイズ染みた問題出してくるんですよね…

まぁそんな問題作った教授陣の趣味丸出しみたいな問題解けなくても、

大体7割取れれば受かるんで、そこまで躍起にならなくても良かったのですが、

物事に熱くなりやすいというか、オタク気質の私には、

「ほう…そう来たか。ならばこちらも本気を出そう…」

と、山川の世界史B用語集を手垢で元の色がわからなくなり、表紙が取れるほど読み込んだものでした…

(あとファッション雑誌か何かのように資料集もよく眺めてたなー。遠い目)

 

当時は、学友たちとお互いのことを世界史の登場人物の名前で呼び合ったり、

と自分たちの置かれた状況を「げにパノプティコンだしww」

(げに=古語。実に、まことに)

パノプティコン功利主義ベンサムが唱えた監獄の最終形態。犯罪者を恒常的な監視下に置くことで、生産的労働習慣を身に着けさせることができるととなえたもの。)

とか話していた、ちょっと変態ちっくな高校生活を送っていたなと思うのですが、

最近になって、「あぁ、あの時世界史勉強して良かったな」と思うことが増えてきました。

 

「事実は小説より奇なり」という言葉がありますが、

まったくもってその通りで、歴史や実話に基づいて作られた映画や小説って面白いですよね。元ネタの歴史を知らなくてもストーリーとして楽しめるものが多いですが、「あっ、このセリフはあの人物のあの名言をパロってるな!」とか思えると、ちょっと得した気分になります。

 

あと私は芸術センスに乏しいので、美術展に行って絵事態を見ても

「ふむふむ、綺麗。」とか「あ、テレビで見たことあるやつだ」

くらいの感想しか言えないのですが、解説を読んだりするのが好きです。

“あぁそうか、この人祖国LOVEだったのに、戦争で国に帰れなくなっちゃった上に病気でもう長くなかったんだよね”とか“あぁ、この人こんな威厳たっぷりに描かれてるけど実は超ロリコン”とか、その背景を知ると、その作品に対する見方が…

良くも悪くも変わります。。。笑

 

もう、あの必死に勉強した高校時代から10年近く経ってるので、供述しようとするとほとんど忘れてるんですが、それでもあれだけ反復して読み込んでいたので、その用語を目にすれば、青春の記憶がフラッシュバックしてくると言うか、旧友に再会した感動に近いものを感じるのです。(笑)