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The two drops of oil

本と語学とアニメと映画、時々旅行。他にもいろいろ普段人前でしゃべり足りないことを書いてます(´-`*)

ハーフマラソン走りながら考えた。『シティ・マラソンズ』短編アンソロジー

そういや、こないだの週末、人生初のハーフマラソン走ってきました。

マラソンなんて、高校生の時に7kmのマラソン大会を走って以来、やったことなかったので、走れるんかいな。と思ったけど、3時間かけてなんとか完走することができました。

日ごろの運動不足が祟って、月曜はペンギン歩きしかできず、ベッドに上がる時も自分の脚を腕で持ち上げないといけなくて、要介護っていうのはこういう状態が続くことなのかしらねぇとしみじみ感じ入ってみたりしました。

それはさておき、“移動”の時間て考え事するのに最適な時間だと思うんですよね。

自分で車運転してる時なんかはあんまり物思いにふけるのも考え物ですが、

電車やバスに長いこと揺られたり、マラソン走ってる時なんて、もうとりとめのないいろんなことを考えるのに打ってつけです。

で、走りながら、そういやそんな本あったな、って思い出しておりました。

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三浦しをんさん、あさのあつこさん、近藤史恵さんによるアンソロジー、『シティ・マラソンズ』

ニューヨーク・東京・パリを舞台に、一度は何かに夢破れたり傷ついた主人公たちが、走りながら過去を振り返って精算してまた前に向かっていくようになるさまを、心地よいテンポで描いています。

よく、体を動かすと心も前向きになると言いますが、本当にその通りだな、と痛み出した足を前に前に進みながら考えていました。

私は24くらいまであんまり自分の意思に耳を傾けないで、周りにどう思われるか?ということに価値基準を置いて生きてきたのですが、25になるくらいで、色々吹っ切れて、30までに、なりたい自分になろう、と新卒で務めていた会社を辞め、国際協力の世界に踏み出しました。

けど、経験なし、学位なしの小娘にできることは多くなくて、ふがいなさを感じたり、本当にこれで良いのだろうか?と不安を感じることが多々あります。

けれど、今、27歳8か月。

だいたい、なりたいなと思っていた30歳の半分くらいまでは来れているのです。

人生、順風満帆に行ったらそりゃ良いなぁとは思うけど、それじゃ張り合いがない気もするし。悩んだりできるってある意味幸せだよね、そんなことを思いました。