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The two drops of oil

本と語学とアニメと映画、時々旅行。他にもいろいろ普段人前でしゃべり足りないことを書いてます(´-`*)

お気に入りの本は?って聞かれるといつも困ってしまうんだ。

趣味は読書です!というと、よく「どういう本をよく読むの?」

「お気に入りは何?」とか「おすすめはある?」と聞かれるのだけど、

なんて答えたらいいか迷ってしまう。

乱読家なので読むジャンルはまちまちだし、お気に入り…と言われても、

ジャンルごとに何冊かあったりするしその時の気分や周囲の環境によって変動する。

おすすめはもっと難しくて、相手の好みも知らず無責任にお勧めすることなんて!

…と不必要なまでに真面目に考えてしまう(笑)

かと言って答えられずにいたり、最近映画やドラマ化されたような大ヒット作をあげると「あ、言うほど読んでないんだな」って思われちゃうし、いくら自分が好きでも哲学とか古典の名作を挙げちゃうとたいていの場合は「あ、なんか難しそうな人」と思われて話が終わっちゃう。

まぁそこまで考える必要ないし、思うままに答えればいいと思うんですが…とにかく難しいんです。

でも、せっかくブログも初めて見たので、<お気に入りは?>って聞かれたときに、One of themとして挙げられて、上記の問題をクリアできそう(だと思っている)良本を2つ挙げてみた。

 

1.灰谷健次郎『兎の眼』

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これは私が今まで読んだ小説の中でも間違いなくトップ5に入る。

日本がまだ今ほど豊かでなかったころの格差を丁寧に描写し、

主人公の女教師が生徒との交流を通し気づきを得、変化する様子を巧みに表している。また、物語後半で、「みんなの利益」を語る時の無意識化での排他的・利己的な、社会の振る舞いは、時代も地域も超えた普遍性がある。

心を開かなかった子供が変化していくさまもあり、読み物として純粋に楽しめて、

メッセージ性に富んでいる、紛れもない良書。

 

2.『マイクロソフトでは出会えなかった天職―僕はこうして社会起業家になった』ジョン・ウッド

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マイクロソフトのCEOの男性がネパール旅行中の経験から、会社を辞めて子どもたちが現地語で学べる本を提供するNGOを設立し、拡大していく経験談。

NGOであっても一流のビジネス感覚を駆使して困難を乗り越えていくさま、途上国での経験など、ビジネス書としても楽しめて、ストーリー性も高いです。

ずっと国際協力の分野に興味がありながら、収入への不安、家族の反対や友人の目などが気になって、踏み出せていなかった、私の人生に大きな影響を与えた本でもあります。続編となる『僕の「天職」は7000人のキャラバンになった』もおすすめ。

 

しばらくは「お気に入りの本は?」って聞かれたらこの2冊を推していこうかな、

と思います(笑)